さくらの雲*スカアレットの恋 感想

2022年6月4日土曜日

エロゲ きゃべつそふと

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 KOHです。移行して1本目の記事ですね。今回はきゃべつそふとさんの「さくらの雲*スカアレットの恋」のプレイ感想となります。なるべく核心には触れず、全体的な感想にはなりますが、未購入の方はご注意ください。



 さくレットは知り合いから結構な割合でおすすめされてたんですよね。ストーリー、キャラクター、世界観、時代設定。どれをとっても素晴らしいと。そんなの言われたらものすごく気になるわけじゃないですか。なのでGW明け(5月8日)に購入しまして、プレイを終えたのが5月の18日。総プレイ時間はEtupirka読みで15時間48分。



そしてその週末はなにしてたかというと…

喫茶セタリアセット モンブランとオペラのセット

メリッサ特製 フィッシュアンドチップス


ちょうど偶然大阪の日本橋のカフェ&バー 『LUCIAN+』様で開催していた「きゃべつそふとカフェ大阪」に行きました・・・
 ガチで作品の余韻を保った状態でカフェに乗り込んだのは(しかも最終日)今考えてもすげえことしたなと思います。コラボカフェも人生初めてだったのにようやったわ…
 ちなみにガチ初めてだったので同期の場馴れしたきゃべつそふと未履修オタクを連行させたらまぁまぁいい感じに会話は成立したので良かったです。ほんとはソロで行くべきだったかな?とは思ったけれど。




 そんなこんなで、作品の余韻がようやく落ち着いてきたので今更になってブログにこうやって書いているわけですが、うまく言語化できるか不安な部分もあります。お付き合いいただければ幸いです。



全体的な感想

時代設定の忠実さ

 この作品、舞台が1920年の大正時代の帝都(つまり東京)なわけなんですが、まぁしっかり調べられているわけです。例えば大正時代当時の百貨店は土禁だということ。これは知らなかったので、途中で調べましたがどうやら本当に土禁だったらしいですね。
 他にも、当時はあったが現代ではなくなっているものであったりとかの対比も行われる描写もあったので、世界観に引き込まれました。


ミステリィ物としてのわかりやすさ

 こういった水面下で様々な物事が次々と起こる作品って、終盤になるに連れていろいろとごっちゃになって結局「あれって結局どういったことだったの???」ってなることが多かったんですが、さくレットの場合、主人公サイドが探偵事務所なおかげで推理としての背景と解決の説明が入るわけです。おかげでわかりやすい。終盤もかなり難解な展開になった気もしたんですが、探偵の特権故にすごく腑に落ちたのが印象に残っています。わかりやすい。


何度も起こる鳥肌展開

 特に終盤が本当にすごかった。伏線回収ももちろんそうですし、自分の中で納得の行く展開になるのが怖いくらい鳥肌が経ちましたね…エグい。



…以上が良かった点ですね。不満点はないのですが、せっかくなので疑問点も書いておきましょうか。


主人公が博識すぎる

 主人公、風見司は2020年の未来から1920年の大正にタイムスリップしたわけですから、当然この100年間に起こった出来事は知っていますし、100年の間に一般化された理論なども把握しているのは当然でしょう…
 だけども、いろいろ博識すぎて怖い。怖すぎる。下はほんの一例。




いやもう、博識すぎて怖い。ちなみにこれはほんの一例なので、風見くんが謎の知識を披露することはしょっちゅうありました。そこだけがホントモヤモヤ要素だった。

けれども、これに対する一種の解答がエンディング後にあったので、自分の中ではそういうことにしておきました。


フーダニット、ハウダニット、ホワイダニット


 フーダニット (Who du nit):犯人は誰か
 ハウダニット (How du nit):どうやって犯行を成し遂げたか
 ホワイダニット(Why du nit):なぜ犯行を行ったか

作中でかなりの頻度で出てくるワードです。いわゆる推理小説の基盤とも言える三本柱のワード。 

一方で、ノックスの十戒やヴァン・ダインの二十則といった、他の規則・指針は一回もでてきませんでした。ちなみにこの作品がこの2則を守れているかというと…

まぁ、十戒も二十則も現代のミステリー・ミステリ物ではあまり考えられていない、オールドタイプな物という考え方もあるので、基本の三本柱で十分な気はするんですけどね。




作品全体の感想はここまでにしておいて、各ヒロインの感想でも行きましょうか。


各ヒロイン 感想

所長

趣味は銭勘定のお金に目がないイギリス人の女性。
帝都でチェリィ探偵事務所を営んでいます。風見くんが所長と出会うことで、所長もいざこざに巻き込まれるわけですね。
 ビジュアルはとにかくかわいい。あと当時だとかなりの高身長(167cm)な方なんじゃないでしょうか。プレイ前から気になっていたキャラクターでしたし、プレイ後もさらに大好きな女性になりました。(金髪に弱いな???)



不知出 遠子

旧家の娘で浮世離れしたお嬢様。清楚な風貌から育ちのよさが伝わってくる…
タイムスリップしてきた主人公に興味を持ち接近してきます。
 この子も可愛かった…積極的に主人公にアピールしてくるのがまた健気で良かったです。


メリッサ

先述した遠子の屋敷のメイド長。おっぱいがでかい。紅茶が入れるのが得意ですが、料理はフィッシュアンドチップスしか作れないらしいですかわいい。
 ちなみに上にあるコラボカフェのメニューもメリッサのフィッシュアンドチップスがモデルですねかわいい。ちなみにメリッサのルートをクリアした翌日の朝は、行きつけの喫茶店で無意識に紅茶を頼んでましたね… 店員さんは自分がいつもコーヒーを頼むのを知っていたので若干困惑していました()


水神 蓮

下町育ちのお年頃な女の子。かっわいい。というかとある表情差分が股間にビビッときたのは内緒の話です。かわいいからしかたないね。
 時代考証がかなりされているため、下町育ちの彼女のルートでは、大正時代の暮らしを感じることが多かったですね。(ほかがイギリス人、お嬢様、メイドだから仕方ないのかもしれないけれど)




とまぁ、ヒロイン全員可愛いわけです。ありがとう梱枝りこ先生…
他のキャラクターも、露骨なヘイト稼ぎのキャラクターはいませんし、特に不快感を抱いたことはなかったです。非常に素晴らしい。

まとめ

というわけで、さくらの雲*スカアレットの恋をプレイしたオタクが余韻に浸って浸りまくって大変なことになったお話でした。みんなもぜひやりましょう。やれ。



そんなきゃべつそふとさんが7月に最新作を出すそうですね。自分は予約しました。
ちなみにまどそふとがワガハイのWパックを8月に、ハミクリ続編を出す予定なので毎月1本はエロゲ買う羽目になりそうです。ビバ金欠!!!!



現在はサガプラの新作、『AMBITIOUS MISSON』をプレイ中です。
早めに投稿できたらいいですね。それでは。

QooQ