2023年最初の一本は、きゃべつそふとの「アメイジング・グレイス」です。フルプラ帯きゃべつのシナリオトム体制最初の作品。
ちょうどクリスマスの時期にFANZAで格安でセールしていたので購入。どうやら毎年恒例になってるみたいですね。
冬茜トム体制最初の作品とあってか、他の2作にも結構な影響を与えているとは聞いてたので、非常に楽しみながら、没頭してプレイすることができました。
というかハマりすぎて晩の21時に始めたら止まらなくなってノンストップでクリアまでこぎつけてしまいましたね。気がついたら朝の7時でした。ヤバくない?
そんな作品の感想をいつもどおりネタバレ無しで話せたらなと思います。
※この記事はきゃべつそふと様の公式ガイドラインに基づき作成しています。最低限の配慮を行ってはおりますが、万が一ガイドライン違反となる場合はお手数ですがご連絡をお願い致します。また、記事内のゲーム内画像の著作権はきゃべつそふと様にございます。
あらすじ
記憶喪失状態の主人公・シュウは、不思議な壁「オーロラ」で囲われた西洋風の町で目をさまし、芸術を学ぶ学校・聖アレイア学園で豊かな日々を過ごすことに。
湖で目を覚ましたときに助けてくれた少女・ユネや他の学生たちを毎日幸せな時間をすごしていたが、あるクリスマスの夜、町は終末になぞらえて崩壊の運命を辿ってしまう。
町が大好きだったユネは、運命を変えることを目指し、終末が起きないようアドベント初日である12/2まで時を戻していく。
それがかつてアダムとイブが蛇にそそのかされて食べた禁断の果実の力だとしても。
キャラクターについて
攻略対象のヒロインは全部で4名。
付き合うことになる順番はある程度決まっているものの、スキップして最後までストーリーを終わらせることも可能。今回は攻略順に説明するとかなりネタバレに近くなってしまうので、ある程度ランダムに紹介します。
ユネ
町で目覚めた主人公が最初に出会い、助けられることになる少女。
歌をうたうことが得意で、他人の声を真似たり、トーンを変えて喋ることもできる。
性格もビジュアルも、ザ・正統派ヒロインって感じでいいですね。
ストーリーでも、かなり重要な立ち回りのポジションに居ます。
キリエ
天真爛漫、元気な女の子。映画が趣味(見ること・作ること)が趣味で、文化祭に向けて映画も制作していたり。身長は4人の中でも一番小さいほうですが、物語の要所要所で活躍したりと存在感は抜群でしたね。
サクヤ
コトハ
評価
良かった所
完璧な伏線回収・ミスリードの設置
もうね、完璧。この巧みなシナリオ構成に幾度も騙されてきましたが、今回も無事に引っかかりました。これだからきゃべつそふとの作品はやめられない。他2作も伏線回収が美しいんですが、アメグレは別格でしょう。何気ない動作から、キャラの特性を生かして物事の解決策を生み出すのが巧すぎる。
美麗なCG
梱枝りこ先生をメイン原画に置いた本作はCGもかなり力が入っていると言えるんじゃないでしょうか。上で話した伏線の要素もここで絡んでくるので非常に重要な役割だったと思います。
悪かった所
一部のキャラの棒読みが目立つ
むしろミスリードとして誘っているのか、それとも本当に棒読みなのかがわからないくらい一部で棒読みがかなり目立つキャラがいましたね。物語の終盤まで気になってしまったのが非常に惜しい。
安定のゲームエンジン
このブログでは散々言ってる気がしますが、使用しているエンジンがなんとも言えないのが。セーブ数が少なかったり、セーブ・ロードに癖があったりと初見の人だとかなり迷う要素盛りだくさんです。採用はこの作品から(むしろ星恋*ティンクルは吉里吉里なんですね)なので、2018年から2021年まで続く悪しき伝統になりつつあるといいますか。
あまショコ3では改善させるかエンジン変えてくれればなぁって思います。せめて高画質化とか。
トム3作品を終えて
「さくらの雲*スカアレットの恋」(以下さくレット)、「ジュエリー・ハーツ・アカデミア」(以下ジュエハ)ときてついにプレイした「アメイジング・グレイス」。これできゃべつそふとが現段階で出している冬茜トム先生執筆のシナリオは全部プレイしたことになりますね。
どれも面白かったので、ぜひ勧めたい作品ではあります。
3作とも、物語の根幹を担う最大瞬間風速がありますが、これが特に強くガツンときたのはジュエハだったなぁと思います。あのシーンだけで、主人公が置かれている状況と世界の仕組みを説明でき、それと同時に恐怖に似た感情を抱かせるのは強い。
対してアメグレですが、こちらの最大瞬間風速は、疑問点と違和感を解消できスカッとできたのが強い印象。思わず唸ってしまうほどきれいで上品でしたね。
さくレットの見せ場ですが、こちらも推理の解決的要素も孕んでいるため、おおっと声に出るようなものになっていました。
さて、この3作をどうやっておすすめするかですが、私はこうおすすめします。
美術をテーマに置きながらも、しっかりと解説してくれるお陰で夢中になり、さらに美しい伏線回収を求めることができる作品なら「アメグレ」
推理をテーマに、100年前の日本を舞台に脅威に立ち向かう作品なら「さくレット」
仲間との団結をテーマに、未知の存在から世界の仕組みの解明まで笑いあり葛藤あり涙ありのファンタジー作品なら「ジュエハ」
こんな感じですかね。深夜テンションで書いてさえ居なければもうちょっとうまく書ける気がしますがご愛嬌。
まとめ
新年一発目のエロゲからかなり世界観に入り込むことができてよかったと感じています。
なんと今年もコラボカフェを行うそうなので、機会があれば上京して今度は東京のコラボカフェにもいこうかなぁなんて思ってます。
ほら、ブルアカふぇす落選したからだいぶ余裕あるからさ…
ぶっちゃけ秋葉原には4年近く行っていない、しかも成年では一度もないので気になっている店もありますし、余裕がある内に行きたいですね。
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